引きこもりのあれこれ

引きこもりニートの日常や頭の中のあれやこれやを書いています

祖母の家を片付ける

私の祖母は施設にいます。
寝たきりで、食事もとれず排泄はチューブ状態。
会話も不可能、指と目を少し動かせるだけ。
生きてるけど、家族のエゴで生かされるだけのよう。

本人はどう思っているのか。家族としては手のぬくもりを感じるだけで嬉しいですが、こんな形で生かされるなんて残酷だなとたまに感じます。


そんな祖母の住んでた部屋を明け渡すことになり、
片付けのため最近月一でお外に出ているこまです。
(月一でお外にでれるって、もうひきこもり卒業したって言っていいかな?)

どうせもう帰ることは不可能だからと。
叔父達は寝たきりの祖母もあの部屋も邪魔者扱い、祖母を任されている母は忙しい、との事で私が片付けることになりました。

一番時間のあるひきこもりニートだから指名されても仕方がないね。

片付ける話は2年ほど前からでていましたが、なんせひきこもりですから。
パソコンが壊れたのをきっかけにやっと動き出すこま。


数年そのまんまの部屋。
施設に入りたての頃「早くあの家に帰りたい」と言っていた部屋。
まだ亡くなっていないのに、
遺品整理をしているみたい。

壁にかけたままの当時のカレンダーがやけに寂しく映りました。
ここで生きていたのにね。とうとう、帰れなかったね。

レシピの切り抜きや、はたからみればゴミとしか思えないような物を大切に保管していて、クスクス笑っては、後からよくわからない切なさがこみあげてきて一人泣きました。


溜め込み症候群なので溢れるほどの物を蓄えています。
一人ではなかなか作業が捗らず、おまけに10代の頃ここで祖母と住んでいた私には思い出がありすぎて。その場にいるだけでポカンとしてしまい、何もできぬまま心に重りを乗っけて帰宅する日が続きました。


もう帰る事はできないし早く明け渡さないとっ、て分かってますが
また元気になってこの場所で一緒に暮らす夢をみては片付ける手が止まります。
大好きなおばあちゃんが帰りたかった場所だしな、せめて亡くなるまではこのまま残してあげたかったな。意味なんてないけど。

祖母の気配のある物は何も捨てられません。もうどうしたらいいの。
はあ、こんなに大変だなんて。私も今から己の生前整理しとこ。

思い入れのない物を探し、15袋程ゴミ袋に詰めて捨てましたが
まだまだ終わりそうにありません。
というか、辛いので正直もう行きたくないです。そんな最近。


ああ…書いてたらおばあちゃんの顔が見たくなってしまった。
またピシャって叱ってほしいな。
おばあちゃんが元気な時に戻りたい。後悔ばかり。
いつか、母に対しても「元気な時にもっと一緒の時間を大切にすればよかった」なんて思うのかしら。失ってから気付くことばかり。

広告を非表示にする